絶縁油の性能試験のご依頼をいただきました。絶縁破壊電圧、全酸価の2項目を測定します。黒い油の酸価値が要注意判定でしたが、その他の試料の数値は良好でした。
絶縁性能が悪くなると文字通り絶縁性や冷却性能が悪くなります。また、色が黒いとスラッジも発生している可能性があり、変圧器内部の絶縁紙にも良くないです。
絶縁紙が劣化してくると、フルフラールという成分が溶け出してくるので、このフルフラールを測定すると絶縁紙の劣化度合いがわかります。フルフラールは焦げにも含まれているので、私などは、油が黒いと→フルフラール濃度高いかも、、→絶縁油劣化してる？となって少し気になります。
弊社では絶縁油の絶縁破壊電圧や全酸価等の性能試験や絶縁紙の劣化具合をみるフルフラール分析、変圧器の過熱や放電の状況を判断するガス分析を行っておりますのでお問合せくださいませ。
