絶縁油が劣化していないか診てもらいたいということで、採取に行ってきました。今回測定するのは変圧器2台になります。
電気主任技師さんに電気を止めていただいて、上部のハンドホールを開けてそこから採油しました。
採油した試料は2台ともそれほど黒くなってはおらず、設置して20年経っていましたが、見た感じはまだ劣化は見られないかなといった感じでした。
今回は絶縁破壊電圧/全酸価/体積抵抗率/水分の性状試験4項目とフルフラール分析を行います。
測定結果は特に問題はありませんでした。
絶縁油の性状を調べることは、人間でいうところの血液検査に当たります。定期的に測定して健全度を確認しておくことが事業の安心安全にもつながります。
