キュービクル内の変圧器とコンデンサを新品に取り換えるので、今まで使っていたそれらの電気絶縁油にPCBが含まれていないか測定して欲しいとのご依頼をいただきまして、絶縁油を採取しに現地へ行ってきました。
電気主任技術者の方に停電していただき、絶縁油を採油しました。変圧器は上部のハンドホールのネジを外してフタを開けてそこから採油すればよいのですが、コンデンサはドリルで穴を開けないといけません。先ほどまで通電して使用していたものなので、内部で熱を持っており、オイルが膨張している場合があります。その時に穴を開けると、オイルが噴き出してくることがありますので注意が必要です。ものによってはオイルが噴き出して来るものもありますし、噴き出してこないものもあります。
ですのでコンデンサから絶縁油を採油するときはオイルパンを使用するか、下にオイルマットを敷いて漏れても床や地面に垂れないようにします。
絶縁油採取に自信がない場合は弊社の技術員が採油することも可能ですのでその際はお問合せくださいませ。ご自身で採油された場合は弊社にてPCBの含有の確認測定を行いますので依頼用紙に必要事項をご記入いただきまして採取した絶縁油試料と共に弊社分析所にご発送くださいませ。
弊社日本環境アセスのPCB測定サービスをどうぞよろしくお願い致します。