変圧器絶縁紙の平均重合度を測定して欲しいとの依頼を頂きました。
絶縁紙の重合度は変圧器の寿命にとって重要な指標です。変圧器の使用スタート時点を1000として、それが450になると寿命ということになります。
通常は絶縁油に溶解したフルフラールという成分を用いて絶縁紙の劣化度合いを測定します。
今回、変圧器を解体したそうですのでその時に絶縁紙を採取して測定を行いました。
測定を行った結果、平均重合度は420で寿命レベルに達していました。
弊社では変圧器の寿命診断としてフルフラール分析と平均重合度の測定が可能ですので、定期点検時や解体時にご利用くださいませ。