某大学様より実験試薬のフタロシアニンブルー中のPCB濃度分析のご依頼をいただきました。
平成24年(2012年)に有機顔料の製造過程で、副生成物としてPCBが生成されることがあることがわかりました。有機顔料は非常に幅広く多岐に渡って使用さているため、その影響が危惧されているところです。
私も何十年前も若かりし頃に学生実験で使用した記憶があり、今思えば当時使用していた試薬にも混入していたのかなと思う次第です。有機顔料は理系の学部がある大学でしたらどこにでもあるのではないかと思うくらい汎用的な試薬ですので、廃棄時にはPCBの有無の確認をしていただけますようお願いいたします。
メーカーへの問い合わせでもはっきりしない場合は、分析を行う必要がございますので、その折は弊社へご相談くださいませ。